介護というと、高齢者をイメージする人は多いと思います。
多くの方が高齢になると介護が必要になるため、「介護=高齢者」というイメージがほとんどだと思いますが、必ずしも高齢者だけが介護を必要とするわけではありません。
生まれながらにして障害を持っている方、また後天的に障害を負った方なども介護を必要としているのです。
病気やけがなどで障害を負ってしまうという事は誰にでもあるえることなので、自分の問題としても考えていきたいものです。
家庭で介護をしているというケースも多いですが、やはり家族の負担は大きくなりますし、常に見ているということが難しいこともあります。
そういった時に、障害者施設でサポートを受けられるという事は重要になってくるのです。
また、普段は家族で介護をすることが出来ていても、突然その家族が体調を崩したり、急な用事が出来たりといった形で、介護が難しくなる状況もあり得ます。
継続的に入居する形の障害者施設だけではこうしたニーズに対応することは難しいのです。
また、機能訓練をすることで障害を軽くすることが出来る可能性があっても、家族だけではそれに対応できず、状況が悪化するばかりということもあるでしょう。
そういった場合も、障害者施設で適正なサポートを受けることができれば、状況がプラスになることもあります。
しかし、在宅で暮らしていくことをうまくサポートできるような施設が、今は少ないのが現状です。
今後、こうした形で利用ができる障害者施設がもっと増えてくれることを望むばかりです。